IIJ、「松江データセンターパーク」を開設……IIJ GIOプライベートHaaSの提供を開始
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松江データセンターパークでは、IIJが独自に企画、開発したコンテナユニット「IZmo(イズモ)」に、サーバ工場でキッティング(事前セットアップ)を行った後、サーバを搭載したまま運搬、設置した。これにより2010年9月1日の構築着手から約8カ月弱での稼働開始となった。IZmoは、2011年3月25日に国土交通省から発出された技術的助言(国住指第4933号)「コンテナ型データセンタに係る建築基準法の取り扱いについて」で定められる、建築基準法の建築物に該当しない外気冷却コンテナ型データセンターとなっている。
また「IIJ GIOプライベートHaaS(Hardware as a Service)」では、IZmoにユーザ固有のIT機器(サーバ、ストレージ等)を搭載し、ネットワーク接続サービスなどもあわせて、コンテナユニット単位で、プライベートHaaSとして提供する。IT機器の調達からIZmoへのサーバキッティング作業は、日本電気、日本ヒューレット・パッカード、富士通などの工場にて実施し、松江データセンターパークまで運搬する。
《冨岡晶》
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