フォーティネットがVoIP電話システム開発のTalkSwitch社を買収
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TalkSwitch社は、1つのローケーションあたり最大64台の電話の導入が可能なVoIP電話システムを開発し、企業、在宅ビジネス、各種機関、フランチャイズ店舗に提供している株式非公開企業。 音声や動画、データといった複数の機能を単一のデバイスに統合する製品を獲得することで、フォーティネットの製品ラインナップのさらなる強化と拡大、およびマルチサービス ビジネス ゲートウェイ市場への進出とするのが狙いだという。
TalkSwitch社のIP PBXシステムは、アナログ電話との従来型接続とIPフォンとのVoIP接続に対応した機能セットを装備している。同社は1,500以上のリセラーおよびディストリビュータからなるグローバルな販売網を通して10万台を超える製品の販売実績を誇る。TalkSwitchの製品ラインは、Small Business Computingの「Best Business VoIP Product」やBusiness Solutions Magazineの「Best Channel Vendor」および「Best Channel Product」など、多数の賞を獲得している。同社はまた、VoIP業界でもっとも多大なインパクトを与えた企業を選出する栄誉あるPulver100リストに2度選ばれている。
TalkSwitchの買収を通して、フォーティネットは製品ポートフォリオを拡大し、マルチサービス ビジネス ゲートウェイ市場に進出する。またTalkSwitchのグローバル セールス チャンネルを活用することで、既存の統合ビジネス ゲートウェイ アプライアンスであるFortiGate Voice-80Cを補完する見込みだ。FortiGate Voice-80Cは、複合脅威セキュリティ ゲートウェイ、VoIPゲートウェイ、IP PBX、ルータおよびスイッチの各機能を単一の統合デバイスに集約した製品。なお、FortiGate Voice-80Cの日本での販売は未定とのこと。
《池本淳》
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