【スマートフォン&モバイルEXPO(Vol.1)】EVのCAN情報を取得してタブレットでナビ…ゼンリンデータコム
ブロードバンド
テクノロジー
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
【ESEC 2011(Vol.1)】Intel、Atom E600搭載の次世代多機能タッチデバイスを展示
-
【ESEC 2011(Vol.2)】空中に浮かんだ映像に触れる「フローティングビジョン」 ……パイオニア

取得するCAN情報は車速と航続可能距離の情報で、日産からAPIとして提供されたCAN情報をWiFiのアダプターを介してiPadに送信。ナビアプリの『いつもNAVI』でのナビゲーションに活用する。いつもNAVIでは地図表示やルート探索に加えてEV向けのコンテンツとして、独自に収集した充電施設情報なども提供する。
同社のIT・ITS事業部の山田英昭氏は、「自動車メーカーからCAN情報をAPIとして提供してもらうことで、タブレットやスマートフォンといった手軽なデバイスでより高精度・高品位なナビゲーションを提供することができる」と説明する。
刻一刻と変化するバッテリー残量を見極めて、適切なタイミングで充電をしなければならないEVにとって、ナビと車両情報の融合は不可欠。このように、ナビゲーション向けに自動車メーカーがサードパーティに対してCAN情報をAPIとして提供することは画期的な事例と言える。CANから取得できる情報は無数にあり、これらの膨大なデータを活用すれば、サードパーティのベンダーでもさらに利便性の高いナビゲーションが実現できそうだ。
【スマートフォン&モバイルEXPO】EVのCAN情報を取得してタブレットでナビ…ゼンリンデータコム
《北島友和@レスポンス》
特集
この記事の写真
/