地デジ化、テレビ以外で買い換えるべきものとは?……パナソニック調べ
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調査方法はインターネット上でのアンケートで、Blu-ray/DVD/VHSレコーダーを所有する1都2県(東京/神奈川/埼玉)の在住者が対象。20~69歳の各年代から男女各52名ずつの回答をまとめた。
同アンケートでは、「地デジに移行するにあたり、買い換えたデジタル製品は何ですか?」という質問に対し、「テレビ」(71.2%)を筆頭に「PC」(13.5%)、「カーナビ」(6%)、「録画機(Blu-ray/DVDレコーダー)」(52.7%)、「携帯電話」(10%)などが挙げられた。
なかでも「録画機」を買い換えたと回答した理由として最も多かったのは「アナログレコーダーから買い換えないと、デジタル放送を録画出来なくなるから」というもの。確かに、手持ちの地デジ対応テレビの録画機能がなければ、地デジ対応の録画機を用意しない限り、地デジ化以降は番組録画を楽しめない。
にもかかわらず、同アンケートで「録画機」を買い換えたと回答したのは52.7%。地デジ対応テレビの世帯普及率が91.1%(Dpa「地上デジタルテレビ放送に関する浸透度調査」2010年12月、総務省調べ)に達していた点を考慮すると、録画機の地デジ対応の遅れがうかがえる。
これを裏付けるかのように、同アンケートでは、地デジ対応録画機に買い換えたいと思う割合が74.4%に及んだ。その選択ポイントとしては「HDDの容量(録画できる時間)」が76.9%とトップ。続いて「予約・録画・再生などの操作が簡単にできる」(60.6%)、「画質」(60%)、「同時に録画できる番組の数が多いこと」(43.8%)が挙げられた。地デジ移行を控え、今後の約2ヵ月は録画機の動向と商品傾向に注目したい。
《加藤》
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