佐鳥電気グループのブースでは個別電力計測システム「ワットメッセンジャー」をデモ。電力消費が高そうなものを社内でピックアップした後、無線LANモジュールを搭載した「ワットメッセンジャー」を設置。OAタップを介しても電力量を計測することができる。計測したデータは無線でサーバに送られ集計される。
あらかじめ目標値を設定しておくことも可能で、その度合いをPC上でアイコン表示したり、デマンド監視によって30分単位で将来の消費電力を予測しメール通知することもできる。機器制御をするものではないが、どこに問題があるのかを見極めることができる。なお、「ワットメッセンジャー」は15Aまでの対応となっている。これはちょっと低いのではないかと思いがちだが、担当者は「(要望については)カスタマイズになる。しかし、会社全体で計測するのだと節電意識が薄れてくる。部署ごとに設置し電力量を計測するのに向いている」と話している。