意外と少ない? 子供の学校の「裏サイト」を探したことがある保護者は16.8%……ネットエイジア調べ
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まず回答者全員に「子供は携帯電話を持っているか」という質問をしたところ、「本人専用の携帯電話を持っている」と答えたのは36.1%、「家族と共用の携帯電話を持っている」が5.3%、「携帯電話は持っていない」は58.7%だった。「本人専用の携帯電話を持っている」と「家族と共用の携帯電話を持っている」を合わせた「所有している(計)」は41.3%で、4割強の小中学生が携帯電話を所有しているという結果になった。
「本人専用の携帯電話を持っている」と答えた396人に、「携帯電話を持つことで安心できる点、便利だと思う点」を聞いてみたところ、もっとも多かったのは「いつでも連絡が取れること」で93.7%と9割強の回答者がこの項目を挙げた。以下「GPS機能で子どもがどこにいるかわかること」38.1%、「防犯ブザーなどの防犯機能が付いていること」19.7%、「交友関係の幅が広がる」16.2%、「携帯電話のネット機能で調べ物などができること」7.6%と続いた。
逆に「携帯電話を持つことで不安になる点、心配だと思う点」で、もっとも多かったのは「出会い系などの有害サイトへの関与」と「迷惑メールやワンクリック詐欺などの被害」が65.9%。以下「学校裏サイトやプロフ、掲示板での誹謗中傷・イジメ」57.8%、「携帯電話を使った犯罪に巻き込まれること」51.8%、「高額な携帯電話利用料金」49.7%、「携帯ゲームで『有料』のサービスを『無料』と勘違いすること」47.5%などとなった。
最後に回答者全員に「子どもが通う学校の『学校裏サイト』を検索したこと、探したこと、調べたことがあるか」という質問をしたところ、16.8%の回答者が「ある」と答え、「ない」と答えたのは83.2%で、大きく差が出た。子どもの性別で比較を行うと男児では15.8%であったのに対し、女児ではそれよりも6.9ポイント高い22.7%が「ある」と回答。また子供の学齢が上がるほど「ある」と答えた割合が高くなった。
《冨岡晶》
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