J:COMなど4社、ポータル共通の「オーディエンスターゲティング広告」販売開始
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「オーディエンスターゲティング広告」は、オーディエンス(利用者)のインターネット訪問履歴や検索履歴、広告反応履歴などを組み合わせたデータから、趣味や嗜好を分析して属性を推定し、ユーザー属性を推定し、セグメント化、その属性ごとにターゲティングを行って広告を配信するもの。大手ISPサイトBIGLOBE・@nifty・@NetHome・@T COM(アットティーコム)のトップページに「350×240ピクセル」などの広告を同時掲載する。従来のディスプレイ広告に比べ約2倍の効果が見込めるという。ノンターゲティングメニューに比べ高い広告効果を期待できると共にISPブロード・アド(IBA)ならではの広いリーチも実現した。
今回「オーディエンスターゲティング」の第一弾として『女性ターゲティング』をリリース。以降『男性』や『旅行』、『車』など、ターゲティング対象となる属性のラインアップを拡充する予定だ。
これら5社は、メディアに最適な形で広告を配信する、ポータルサイト連携による新たな広告提供プラットフォーム「SSP(Supply-Side Platform)」の構築を目指すとしている。それぞれが「オーディエンスターゲティング広告」を提供する場合に比べ、広告配信システムの開発、運用コストの大幅な低減が可能になるなど、コストやリスクを抑えながら、新しい広告事業の展開が可能としている。ポータルサイト各社およびサイバーウィングは、参画するポータルサイトを拡大し、今年度中の“リアルタイムビッディング”対応を目指すなど、SSPを活用した広告展開を進めていくとのこと。
《冨岡晶》
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