厚めのフィルム素材の裏面に、再剥離タイプの粘着素材が貼付けられており、何度でも貼り直すことができる。フィルムは、アンチグレア処理がされており、さらっとした手触り、反射しないので画面を見やすい。フィルムを液晶に密着させない事により、気泡を生じさせない仕組みになっている。
マイクロファイバー製のクリーニングクロスが付属しており、貼付け前に液晶や背面をきれいにする事ができる。貼り終わった後は、プロテクターそのもののクリーニング用としても使用可能。
センサー、スピーカ部、前後カメラ(およびLEDライト)用の穴が空いており、、操作や撮影などに支障が無いようになっている。アップルのロゴ部分は、露出するよう塗装されていない状態だが、こちらは賛否が別れるだろう。ボトム部にはmoshiのロゴが控えめに入っている。
moshiでは、取り付け方法、清掃方法などの一連の取り扱い方を動画で公開している。購入前に、どのような仕組みになっているか、貼り方や手入れの仕方がわかるのは良い。貼り直しが出来るので、貼るのに失敗しても修正も容易。汚れた場合などは、水で洗えば再び使用できる点も良い。
裏表両面を貼付けると、iPhone自体がやや厚くなる感じ。ケースの内寸に余裕が無い場合には、収まりが悪くなる事もあるかもしれない。実売で2,000円前後、iPhone用のフィルムはいろいろ販売されているが、繰り返し貼付け、貼り直しできる製品は他に無いので、ハードに使用する人などには最適な製品だろう。(iPod Style 戸津)