ドコモ、汎用型の自転車シェアリングシステムを開発……サイクルアプリ提供も
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「汎用型サイクルシェアリングシステム」は、1つのターミナル装置で、自転車を設置するサイクルポートの数を1台から30台まで自由に設定することができるもの。自治体での大規模な実証実験から、マンションなどの限られた場所などでの利用まで1セットで対応できる自転車共有システムとなっている。FeliCaカードをターミナル装置にかざすことで会員証としても利用可能。本システムはドコモとペダル社との共同開発商品で、6月1日からペダル社より販売に向けた受付を開始する。
サイクルアプリ「cosoado Cycles plus(こそあどサイクルズプラス)」は、Android OSが搭載されたスマートフォンで利用できる“自転車支援”アプリ。自転車に乗って移動した距離やルートを表示する機能に加え、サイクリングを楽しめるように、目的地までのルート周辺に投稿されたおすすめスポットの紹介、移動速度や消費カロリー、標高やラップタイムの表示にも対応する。本アプリケーションはドコモとウイングスタイル社との共同開発商品で、24日からウイングスタイルが提供を開始する。利用料金は無料(一部有料)で、Android OS 2.1以上が搭載されている機種(Xperia SO-01B/GALAXY S SC-02B/LYNX 3D SH-03C/REGZA Phone T-01C/MEDIAS N-04C/Xperia arc SO-01C)で利用可能。
さらにドコモでは、次世代サイクルシェアリングシステムを開発済みとのこと。このシステムでは、自転車本体にGPSや通信機能を持つアタッチメントを取り付けることで、自転車の予約や位置情報の確認、遠隔での施錠管理が可能となり、自転車単体でサイクルシェアリングが実現できるという。従来のシステムだと必要なターミナル装置やサイクルポートが不要となるため、自転車の貸出や返却場所の普及拡大、導入費用の低減に貢献できる見込みだ。今後は実用性を検証し、商用化に向けて準備を進めていくとのこと。
《冨岡晶》
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