自粛ムード特になし!? 今年のGWの旅行調査
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
3月11日の東日本大震災以降、自粛ムードが続き、3月下旬から4月初めの春休みを中心とした旅行需要は大きく落ち込んだという。ゴールデンウィークは一体どうだったのだろうか。
まず、今年のゴールデンウィークの連続休暇日数について聞くと、平均は昨年同時期とほぼ同様の5.4日。連続休暇日数が「3日間」という回答が最も多く38.1%、ついで「7日間(13.9%)」「10日間(11.9%)」となった。
ゴールデンウィークの過ごし方は「自宅中心で過ごした」人が最も多く40.4%、続いて「国内旅行」(19.4%)、「海外旅行」(15.2%)、「日帰り旅行」(11.5%)、「帰省」(6.4%)の順となった。昨年調査と比較すると「自宅中心で過ごした」人が3.4ポイント上昇しているが、それ以外は昨年のゴールデンウィークと比較して、大きな差は見られなかった。
年代別でみると、「20代」「30代」が積極的に旅行へ出ていることがわかった。特に20代は海外旅行へ行った人が20.3%(平均15.2%)、国内旅行は19.6%(平均19.4%)と、海外旅行が国内旅行を上回る唯一の年代となった。40代、50代は、国内旅行については20代、30代と傾向に違いはさほどみられないが、海外旅行は少なくなった。また60代以上は、「自宅中心で過ごす」が55.0%と半数を超えた。
国内旅行の行き先では「長野県」がトップとなり、「北海道」「静岡県」「沖縄県」「京都府」と続いた。
《織本幸介》
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