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さて、本日は南港展覧館ではなく、世貿中心である。巨大な吹き抜けフロアには、蜂の巣のようにさまざまな規模のブースが並ぶ。この広大なお花畑を前にすると、咲き乱れる「花々」の存在を感じずにはいられない。
早速突入したところ、南港とは異なるテイストの花々が存在していた。そして、皆どこか素人くさい。南港のパリっとした感じがない。だが、そこがいい。この時点で自分の目指すべき方向が少しズレているような気もするが、もはやどうでもいいような気もする。
試しにカメラを向けてみると、初日通りに皆くだけた笑顔になってくれるが、まるで高校時代の友人を撮影しているような錯覚に陥る。しかも、南港では撮影後にとりあえず配布物を渡してくるのだが、世貿中心では「謝謝〜」で仕事を忘れる花が続出。監視、もとい、世話役の出展者社員に注意され、慌てて追いかけてくる花もいたほどだ。時給から引かれていないか大変心配である。
だが、そこがいい(大切なことなので2回言う)。「開発」も重要だが、すべてが最先端である必要もない。ハイエンドとミドルエンド。このどちらが欠けても、デジタル業界は成立しないのだ。そして、ボリュームゾーンとはミドルエンドである。「そういうお前はローエンド」という声も聞こえるが、冷却ファンの音にかき消されてあまりよく聞こえない。大型のほうがよく冷えます。
そんなわけで、かなりの勢いで撮りまくったら、卒業仮装パーティのアルバム風になってしまった。3日目も世貿中心での取材というのに、花を摘み尽くさんとするとは大きな計算ミスである。
仕方なく3日目の取材プランとして「ブースで普通に接客してる出展企業のおねえちゃんを撮影」と編集長に提出したところ、「お前の脳内プロセッサはロードマップを間違えている」というまた訳のわからない指摘があった。このままでは、永遠にシングルコア(日本語で独身)になってしまう。
そのあと悩みながら出席した某社のプレス向け発表会で、解決のヒントがもたらされた。しかし、その後のQ&Aで副社長のダグラスさんに「どうすれば私もムーアの法則をしのぐ速度で魅力を倍増できるでしょうか」と聞く勇気はなかった。試練の日々は続く。
《RBB TODAY》
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