パナソニックセミコンダクター社、高速動作のスマートテレビ用システムLSI「UniPhier」開発
エンタープライズ
ハードウェア
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
「ネット接続テレビ」はまだまだこれから、利用意向に性差・年代差……シードP調べ
-
ピーシーフェーズ、TVで気になる情報をすぐ検索できるAndroidアプリ「テレピパ★」配信

「スマートテレビ」は、テレビ放送とインターネット上のさまざまなアプリケーションやコンテンツを組み合わせ、各種サービスを同時に実現できるテレビ製品。一方、パナソニックの「UniPhierプロセッサ」は、高品質なAVコンテンツ処理を可能とするLSIとなる。映像・音声の符号化および復号化処理やネットワーク通信のための情報処理を高品質に実行する実績がある。
「UniPhier(MN2WS0220シリーズ)」では、中核となる命令並列プロセッサを高性能化するため、ネットワーク対応アプリケーション処理に優れた高速デュアルコアCPU(ARM Cortex-A9 Dual)を搭載した新アーキテクチャを採用。映像・音声コーデックに加え、スマートテレビに必須のフルHD対応の高性能化により、グラフィックスと映像とが融合した多彩な表現を可能とし、かつ、システムの消費電力を約40%削減可能とした。これにより、スマートテレビの高性能化や高画質化が容易に実現可能となる見込みだ。
UniPhierプロセッサと高速デュアルコアCPU、高性能3Dグラフィックス回路間で外部メモリを共有し、それぞれのアクセスを最適にスケジューリングする、ユニファイド メモリアーキテクチャ搭載の1チップシステムLSIインテグレーション技術により実現した。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/