「タイヤの溝は何のため?」知らないドライバー約3割……ブリヂストン、タイヤの安全調査を実施
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タイヤのトレッド(路面との接地面)には、溝・模様(トレッドパタン)があるが、この「溝」は雨の日に路面の水をかき出す役割を果たしており、摩耗するとスリップしやすくなる。これを受けて、まず「雨天時の運転でスリップ経験はありますか?」と聞いたところ、ドライバーの約7割が雨の日にスリップを経験していたが、「タイヤの接地面にある・溝・模様は排水のためにあることを知っていますか?」と聞いたが、「知っている」は67.2%で約3割が知らないことを判明した。とくに女性ドライバーにおいては、約5割が知らなかった。
タイヤの溝の深さに関する使用限界は、法律で決められており、溝の深さが1.6mm以下になると「スリップサイン」が現れる。またスリップサインが出ているタイヤ(溝の深さが1.6mm以下のタイヤ)は法律で使用が禁止されている。また使用限界に達していなくても、溝の深さが新品から半分程度を過ぎると雨の日の性能低下幅が大きくなるため、ブリジストンでは注意を呼びかけている。
ブリヂストンでは、今年創立80周年を迎えたことと、日本自動車タイヤ協会(JATMA)等が推進する「タイヤの日」が4月8日であることを背景に、毎月8日を「ブリヂストン タイヤセーフティーの日」に設定。2011年3月から2012年2月までの1年間、毎月タイヤの安全に関わる情報を発信中だ。
《冨岡晶》
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