シマンテック、高可用性ソリューション「ApplicationHA」最新版発表……VMware SRMと統合
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「Symantec ApplicationHA」は、アプリケーションのダウンタイムを最小化させるクラスタソリューション「Veritas Cluster Serverテクノロジ」をベースとしたソリューション。ApplicationHAはVMwareゲストOS上で稼働し、VMware HAと完全に統合されており、アプリケーションの不具合が生じた際は、アプリケーションと仮想マシンの両方、またはいずれか一方のリカバリと再起動を必要に応じて行うことが可能。これによって企業は、ビジネスクリティカルなアプリケーションをVMwareゲストOS上に移行できるとのこと。
最新版となる「Symantec ApplicationHA 5.1 SP2」では、ディザスタリカバリ自動化製品である「VMware SRM」と統合され、アプリケーションに対応したディザスタリカバリ(DR)ソリューションが提供可能となっている。SRMが仮想マシンをプライマリサイトからDRサイトにフェイルオーバーする際に、Symantec ApplicationHAは、リカバリ後も継続してアプリケーションの健全性を監視し、VMwareHAとの通信を再確立する。さらに、ApplicationHAにより、被災時のサイトリカバリ時はもちろん、DRのテスト時においても、正しいシーケンスでアプリケーションがオンラインになる。SRMのテスト時および被災時のサイトリカバリでは、アプリケーションの状態がレポートに記録される。
また最新版ではVMware vCenterとの統合により管理が一元化、広範囲なレポート機能と管理機能を新たに搭載したこと。これによりIT担当者は単一のダッシュボードから、複数のゲストOSに跨って点在する数百に上るアプリケーションを一元的に監視できる。仮想環境内のすべてのアプリケーションを一元で管理、監視することにより、企業はアプリケーションの健全性やニーズを簡単に可視化できる見込みだ。Symantec ApplicationHA 5.1 SP2の参考価格は82,400円(税別;仮想マシン1台当たり)。サポートOSは、Red Hat Enterprise Linux、Windows Server 2003、Windows Server 2008、Windows Server 2008。
《冨岡晶》
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