地デジ化需要か地デジ内蔵PCが200%成長、5月の国内PC出荷実績……JEITA調べ
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
5月の出荷台数合計は80万1千台で前年同月比126.9%、出荷金額合計は700億円で同121.2%のプラス成長を記録した。内訳を出荷台数/前年同月比で示すと、デスクトップPCは25万5千台/139.9%で、液晶一体型(オールインワン)が15万6千台/175.3%、セパレート(単体)が9万9千台/106.1%。ノートPCは54万7千台/121.6%で、モバイルノートが12万2千台/140.2%、A4型が42万5千台/117.1%となった。
好調なPC市場において特に目を見張るのは地デジチューナー内蔵PC。出荷台数/前年同月比は、全体が11万4千台/212%で、内訳は、ノートPCが1万6千台/78.1%に落ち込んだもの、デスクトップPCが9万8千台/291.3%と顕著に伸長している。
地デジチューナー内蔵PCはこれまでも同様に推移し、2011年に入ってもノートPCが前年同月比マイナスを記録する一方、デスクトップPCがそれをカバーし、全体でプラス成長を続けてきた。しかし、1~4月は110.1%/120.7%/133.6%/115.5%といずれも150%未満の伸びであったが、5月は200%超の大きく飛躍。地デジ化対策がPCにも波及してきたものと思われる。
《加藤》
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