ベンチュリEV、仏郵便局向けに250台を納車
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
このオーダーは、2015年までにCO2排出量を20%削減するというラ・ポストの目標を達成するために発注された。250台の車両は、パリ、リヨン、マルセイユ、ニース、ナント、ストラスブール、レンヌ、リール、グルノーブル、クレルモン・フェラン、リモージュ、ポー、カンペールの13都市に配属される。
ベルリンゴ・ファースト/パワード by ベンチュリは、最高出力21kW、最大トルク180Nmのモーターと、低速連続走行に向く通称ゼブラ電池(ナトリウムニッケル塩化物電池)70.5kWhを搭載。充電時間は5時間、航続距離は500km、最高速度は110km/hと、少ない充電時間での長距離走行を可能としている。
製造は、ベンチュリが昨年9月にル・マン近郊のソレムに竣工したEV専用工場MVE(Manufacture de Véhicules Electriques)が担当した。同工場は兄弟車のプジョー『パートナー・オリジン』をベースとしたEVと合わせて、すでに500台以上を世に送り出している。
EVベンチャーと郵便事業のコラボレーションと言えば、我が国でもゼロスポーツが日本郵便との間にEVの納入契約を結んだものの、今年になって急遽契約が解除され、破産に追い込まれたという事例があった。EVに熱心なことでは共通する日仏両国であるが、ベンチャー企業に対する対応は少なからぬ差があるという印象を受ける。
《森口将之@レスポンス》
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