KDDIと楽天、電子決済事業で業務提携……新コンセプト「Edy | au」立ち上げ
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この業務提携は、楽天の電子マネー「Edy」を中心とした戦略的提携により、決済インフラの整備・提供をはじめ、双方の事業拡大と共同ビジネスの展開を図るのが目的としている。両社は、提携を象徴する新コンセプト「Edy | au (エディエーユー)」を立ち上げるほか、両社の顧客にとって利便性の高いサービスの提供を目指すとしている。両社はスマートフォンでの電子マネーの利用加速を視野に入れ、新サービス提供、それに伴うプロモーションやキャンペーン等のマーケティングビジネスやNFCなど新規事業の拡大を検討していくとのこと。ちなみに「Edy」は、楽天の子会社であるビットワレットを通して運営されているプリペイド型電子マネーサービスだ。
両社はまず、サービス連携の1つとして、KDDIと楽天グループのビットワレットにおいて、8月4日から、「auかんたん決済」によるEdyチャージ機能の提供を開始する。本サービスは、KDDIのキャリア決済サービス「auかんたん決済」でEdyのチャージができるものとなる。auの携帯電話を契約しているユーザは、Edyのチャージ金額をauの通信料と合算して支払うことができる。また9月27日からは、オンラインで自動的にチャージができるスマートフォン上のサービス「Edyオートチャージ」でも「auかんたん決済」を利用可能とする。さらに「楽天市場」にも、「auかんたん決済」を今秋を目途に導入する。
《冨岡晶》
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