データコア、ストレージ仮想化ソフト最新版「SANsymphony-V R8.1」発表
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
「SANsymphony-V R8.1」で新たに追加された「Auto-Tiering」機能は、仮想プール内で異なったベンダー間のあらゆるストレージデバイスを透過的に自動で階層化するもので、物理環境だけでなく、特にクラウド環境で大きな効果を生み出せるものとなっている。I/Oの負荷に応じて自動的にデータブロックを最適なリソース上に配置し、アクセス負荷の高いデータは高速なデバイス上に、アクセス頻度の低いデータは安価な低速デバイス上に移動するという。また、あわせてWindows PowerShellに対応した150以上もの独自コマンドレットも追加され、ストレージ運用の自動化や他の製品との連携を実現している。
ユーザーは事前にルールを定義する事で、「Auto-Tiering」の設定が可能。インフラ全体にわたる高速なキャッシュ機能、Windows PowerShellによるストレージシステム運用の自動化など、その他にも、大小さまざまな機能が今後追加される予定となっている。
「SANsymphony-V R8.1」は、すべてのサポート対象のライセンスに対して無償で提供される。また、「Auto-Tiering」機能は、101TB以上の管理容量の「SANsymphony-V」vL4およびvL5では無償でバンドルされる。100TB以下の管理容量の「SANsymphony-V」vL1、vL2、vL3では、サーバあたり320,000円(年間サポート80,000円)で提供される。「SANsymphony-V R8.1」「Auto-Tiering」オプションは、ともに7月末出荷の予定。
《冨岡晶》
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