アメリカン航空、操縦士用EFBとしてiPadを導入へ……最終段階の運用テストを実施
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EFBはシステム構成や利用形態、機体のインターフェイスなどからクラス分けされており、クラス1は固定しないポータブルPC、クラス2は固定するポータブルPC、クラス3は機体装着型。まもなく日本に初号機が納入されるボーイング787型機にはクラス3のEFBが標準搭載されている。アメリカン航空のiPad導入は、ボーイング777型機への搭載を予定しており、今回の最終段階テストはクラス1の認可を取得するための準備作業となる。
同社は2010年、航空会社初のパイロット用EFB としてのiPad 利用許可を受けた企業。今回はiPad搭載された電子航空路図機能は、アメリカン航空やAPAが共同で開発したもの。現在テストは成田―ロサンゼルス、上海―ロサンゼルスの2路線で実施されており、テスト結果で効果が実証された後は、同社すべてのボーイング777型機に導入される予定。
「エレクトロニック・フライト・バッグ」(EFB)は、デジタル化した運航マニュアルやチャートなどをコックピット内で表示する機器。以前は冊子や紙で閲覧されていたもので、操縦士が乗り込む際に持つ「フライトバッグ」の中身(約15kg程度)に相当する。
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