日本オラクル、中堅企業向けERP「JD Edwards EnterpriseOne」をクラウドで提供開始
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「JD Edwards EnterpriseOne」をオラクルのミドルウェア製品とデータベース製品を基盤にしたクラウドサービスで運用することにより、ERPシステム全体を提供するもの。年商100億円以上の企業向けサービスには、「JD Edwards EnterpriseOne」に対応したオラクルのクラウドサービス「Oracle On Demand」を「JD Edwards EnterpriseOne On Demand @Oracle」として提供、年商100億円未満の企業向けには、サービスパートナーによるクラウドサービスの提供を支援するプログラム「JD Edwards EnterpriseOne BPOプログラム」を展開する。
「JD Edwards EnterpriseOne On Demand @Oracle」では、オラクルが米国に保有するデータセンター内にシステム全体を設置した上で、運用管理作業をオラクルの専門技術者が実施する。パートナー企業は「JD Edwards EnterpriseOne」の導入支援を行い、さらに導入後の運用管理支援として「JD Edwards EnterpriseOne On Demand @Oracle」をあわせて提案する。またパートナー企業のデータセンターに「JD Edwards EnterpriseOne」のシステムを構築し、顧客ごとにプライベート・クラウド形式で提供することも支援する。
「JD Edwards EnterpriseOne BPOプログラム」では、パートナーのデータセンターに構築された「JD Edwards EnterpriseOne」によるERPシステムをインターネット経由で、従量課金制で利用でき、会計・販売管理・生産管理・在庫管理などのERP機能をクラウド形式で利用できる。ジェクシードコンサルティングによるプロフェッショナルサービス、卸業向けの会計を中心としたERPのクラウドサービスなどが今後順次提供開始される予定。
今回の中堅企業向けERPのクラウドサービスにおける協業に合意しているパートナーは、アクセンチュア、イデア・コンサルティング、エクサ、NS・コンピュータサービス、ジェクシードコンサルティング、新日鉄ソリューションズ、TIS、東芝ソリューション、中本・アンド・アソシエイツ、日本アイ・ビー・エム、パシフィックシステム、富士通中部システムズ、富士通マーケティング、ワイ・ディ・シーなど。
《冨岡晶》
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