息を吹きかけて文字入力可能な、障害者向けTwitterアプリ「息鳥」……テックファームが無料配信
ブロードバンド
ウェブ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
寝坊した人の代わりに「2度寝なう」「遅刻なう」とつぶやくAndroidアプリ
-
ホワイトハウス初のTwitterミーティング「Town Hall」、事前分析で政治ツイートの傾向が明らかに

iPadアプリ『息鳥』は、マイクに「ふっ」と息を吹くだけで文字の選択・入力ができる「ブレスコントロール機能」を搭載したTwitter投稿用アプリ。手指や言語に障害をもつ人もTwitterの「投稿(つぶやく)」と「閲覧(タイムライン)」の両方を楽しむことができる。
『息鳥』では、画面に表示された文字板(キーボード画面)上を、カーソルが順に移動にしていく。カーソルが入力したい文字に合ったときに息を吹きかけることで、その文字が入力される。文字板には「つぶやく」ボタンも配置されており、このボタンにカーソルが合ったときに息を吹きかけることで、Twitterへの投稿が行われる。「ブレスコントロール機能」を使うには市販のiPad対応マイクが必要となります。iPad内蔵のマイクでは周りの音もひろってしまうため、操作がしづらいとのこと。なお、通常のキーボード入力にも対応する。
本アプリは、情報通信研究機構(NICT)による2010年度「高齢者・チャレンジド向け通信・放送サービス充実研究開発助成金」事業として、2010年7月よりテックファームと慶應義塾大学三拠点が産学共同で進めている「スマートフォンを活用した障害者支援ICT技術」の研究開発の成果の一部をテックファームが製品化したものとなる。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/