ドコモとアイン、患者のスマホに調剤情報を提供するための取組みを開始……立川でトライアル
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「スマートフォンを用いた調剤情報提供の取組み」では、患者は薬局の店頭で発行される調剤報酬明細書に印字されたQRコード、またはFeliCaを利用し、調剤情報をスマートフォンに取り込むことが可能となる。取り込んだ情報は「お薬手帳」として蓄積され、薬の効用や用量用法などをいつでも簡単に確認でき、簡単なメモ書きも行える。さらに、薬局は来局後の患者に対して、調剤された薬剤に関連するお知らせなどを随時配信できるようになる。
この取組みは、情報提供手法の有効性確認と課題把握を目的として実施されるもので、検証結果は、学会発表などを行った上で、本格的な実用化が検討される。ドコモは、移動通信事業のノウハウと技術を提供、アインは、調剤薬局の現場の知見を提供する。
トライアルは、アイン薬局 エキュート立川店で、実施薬局から協力依頼をする人(最大80名。子どもの処方せんを持っている保護者など)を対象に実施する。
《冨岡晶》
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