アドビとソニー、“Sony Tablet”アプリコンテスト「Adobe AIR App Challenge」発表
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“Sony Tablet”は、現在開発中のAndroid3.0搭載タブレット端末で、“リッチ メディア エンタテインメント”を提供する「S1(コードネーム)」と、“モバイル コミュニケーション エンタテインメント”を楽しめる「S2(コードネーム)の2機種」が、2011年秋以降に発売される予定となっている。今回のコンテストでは、S1とS2に向けたアプリケーションを募集する。
アプリ開発には、Adobe Flash Professional CS5.5、Adobe Flash Builder 4.5、ならびにモバイル機器向けに最適化されたFlex 4.5 frameworkなどが使用可能で、Adobe FlashテクノロジーとHTML5を統合したモバイルアプリを開発するものとなる。入選したアプリケーションの開発者には、発売前の“Sony Tablet”の試作品と、最新のアドビシステムズの開発ツールが提供される。コンテストのカテゴリーは、エンタテインメント、ライフスタイル、コミュニティ、ゲーム、ビジネス、プロダクティビティ、イノベーションに分かれており、審査は、アドビ システムズ社とサードパーティ各社により行われる。開催地域は、米国、日本、ドイツ、イタリア、スペイン、および英国。グランプリに10万ドルが贈与されるほか、カテゴリごとの最優秀作にも賞金が贈与され、総額は20万ドルとなる。
なおソニーは、10月1日に米国ロサンゼルスで開催される「Adobe MAX 2011」へ、プラチナスポンサーとして協力する予定。9月16日までに使用可能なアプリケーションを提出した開発者には、アプリケーションがMAX Showcase Appとして選出される機会のほか、カンファレンスに参加できるパスの提供などの特典が付与される。
なおアドビ システムズ社とソニーは、協力関係の一環として、Adobe Flash Playerを“Sony Tablet”にプリインストールする予定。
《冨岡晶》
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