名称が「モバキャス」に決定!2012年春に放送開始の携帯端末向けマルチメディア放送
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「モバキャス」は2012年春に開始予定の携帯端末向けマルチメディア放送(V-High)で、7月の地上アナログテレビ放送終了後(宮城、岩手、福島を除く)のVHF周波数帯域において行われる放送サービス。サービス開始当初はスマートフォン端末での展開を予定しており、サービス開始5年後で5,000万台の普及を見込む。
モバキャスの放送では、「リアルタイム型放送サービス」と「蓄積型放送サービス」のほか、通信ネットワークと連携したサービスを提供。サッカー中継などで視聴者同士によるコミュニケーションが可能なものや、twiterなどのソーシャルメディアとの連携、また、蓄積型サービスでは番組や楽曲などキーワードなどにより蓄積されるコンテンツを端末で楽しむといったものを想定している。
ネーミング発表会には、ISDB-Tマルチメディアフォーラムの岡村智之幹事長、ジャパン・モバイルキャスティングの代表取締役社長 永松則行氏、mmbi代表取締役社長の二木治成氏と常務取締役の小牧次郎氏が登壇した。
ISDB-Tマルチメディアフォーラムは同放送の発展を目的に活動し、ジャパン・モバイルキャスティングはハード事業者としてソフト事業者から受け取った番組やコンテンツを全国に配信、mmbiはモバキャスの基幹放送事業者として参加する。
ISDB-Tマルチメディアフォーラムの岡村幹事長は「スマートフォンが生まれたことでモバイル端末の可能性は大きく広がっている。我々はそのモバイル端末に向けて専用放送を始める。ドラマやスポーツなどの番組だけでなく、新聞や雑誌、ゲームまでも放送する新しい放送だ」とモバキャスのコンセプトについて説明。mmbiの小牧氏は「mmbiはモバキャスを代表する放送事業者として参加。放送開始時には既に存在するコンテンツの配信にとどまらず、オリジナルのコンテンツも多数用意し、総合放送局としてスタートする予定だ」とコメントした。
開場には「モバキャス」応援サポーターとして“アイドリング!!!のメンバーがゲストとして登場「モバキャスは新しい時代のメディアサービスです、私たちもモバキャスの番組に出られるように頑張りますのでこれからもモバキャスとアイドリング!!!をよろしくお願いします」とアピールした。
《RBB TODAY》
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