佐賀大学、AR活用のオープンキャンパスを実施……情報発信に「セカイカメラ」「junaio」
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8月10日に開催されるオープンキャンパスにあわせて、「毎日がオープンキャンパス」というスローガンのもと、さまざまなAR(拡張現実)コンテンツを作成、配置するというもの。まず、在校生のポートレート写真を掲載したポスター約50枚を作成。キャンパス内に一斉掲示し、スマートフォンをかざすと、ポスターに映っている在校生が、受験生に向けたメッセージをしゃべり出す。このポスターでは、junaioの技術が応用されているという。
また佐賀大学敷地内(本庄キャンパス・鍋島キャンパス内)に、在学生の「セカイカメラ 顔タグ」を配置する。顔タグをタップすると、動画が起動し、メッセージを話し始める。そのほかにも学部棟付近には、「キャンパス案内タグ」を設置、学部の紹介や研究室での風景などを、セカイカメラを通じて画像と文字情報で見ることができる。
また大学案内の写真にスマートフォンをかざすと、学生からのメッセージ、学園祭の風景、サークル活動風景などの動画が流れ始める仕組みも用意。AR技術を採用した大学パンフは、全国でも初の取り組みとのこと。今後は、佐賀大学の文化教育学部美術・工芸課程の学生によるコンテンツの作成等を実施していく予定。またYouTubeへのチャンネル開設も予定している。
《冨岡晶》
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