国内PC出荷実績、4~6月はプラス、6月単月はマイナス……JEITA調べ
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6月の出荷台数合計は86万台で前年同月比93%、出荷金額合計は717億円で同80.1%のマイナス成長に終わった。内訳を出荷台数/前年同月比で示すと、デスクトップPCは25万7千台/86.9%で、液晶一体型(オールインワン)が12万8千台/79.1%、セパレート(単体)が13万台/96.2%。ノートPCは60万3千台/95.8%で、モバイルノートが11万8千台/90.9%、A4型が48万5千台/97.1%となった。
全体として、単月で前年同月比を下回ったのは3月以来3ヵ月ぶりのことだが、今回、6月の実績で大きな特長となったのは、地デジチューナー内蔵PCもマイナス成長を記録した点。出荷台数は9万4千台で前年同月比が70.6%となった。内訳として出荷台数/前年同月比は、デスクトップPCが6万6千台/67.2%、ノートPCが2万8千台/80.1%。単月で前年同月比を下回ったのは2009年9月以来21ヵ月ぶりである。
第2四半期(4~6月)ベースでは対前年比でプラスを記録。2011年に入ると市場が低迷し、震災の影響等からさらなる落ち込みが危惧されたが、4月に持ち直し、5月が好調であったことから、震災後初の四半期で回復を果たした結果となった。その要因の1つとして、地デジチューナー内蔵PCが地デジ化の流れに乗り、5月に対前年比200%超の成長を遂げた点が挙げられる。
《加藤》
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