SBT、Webフォントサービス『FONT+(フォントプラス)』の提供開始
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「Webフォント」とは、インターネットを介してフォントを読み込み、そのフォントをPCやスマートフォンに表示・利用できる仕組み。従来、Webサイトを閲覧する際に表示されるフォントは、そのWebサイトを閲覧しているPCなどのデバイスに組み込まれたフォント以外、表示することができなかった。デザインを優先して、画像ファイルとして表示するといった手法もあるが、その場合は、テキストとして解釈されない。そのため、検索サービスで的確に処理されず、検索ランキング面などで不利になるとされていた。また視覚障害などをもつユーザが読み上げサービスを使用していても、適切に読み上げられないというケースも想定された。
今回、SBTが提供開始する「フォントプラス」を利用することにより、Webフォント技術をスピーディに簡単に利用でき、作成したデザイナーのこだわりで選んだフォントでWebサイトを見せることが可能となる。同時に、SEO対策面、アクセシビリティ対策面の向上が可能となる見込み。
「フォントプラス」は、クラウドサービス(バリューライセンス、スマートライセンス、トライアル)での導入と、インテグレーションサービス(エンタープライズ)での導入が可能。SBTは引き続き、海外も含め広くフォントベンダーに「フォントプラス」への参加を呼びかけるとしている。
《冨岡晶》
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