東電、豪LNG開発プロジェクトからLNG調達で合意
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東電は、年間約310万tのLNGを2017年度から最長20年間にわたって受け入れる。
プロジェクトでは西豪州北西部沖合鉱区の海底ガス田から産出される天然ガスを、西豪州アシュバートン・ノースに建設を予定するプラントで精製・液化し販売する。2016年度から運転開始する予定で、年間最大890万トンの生産を見込んでいる。
東電は、プロジェクトからLNG購入について2009年12月にシェブロンと基本合意し、その後、アパッチとクフペックを加えた売主とも協議を進め、売買契約を締結した。
今回の売買契約は、東電として通算12番目のプロジェクトからのLNG長期売買契約にあたる。売買契約は6年先だが、原子力発電所の先行きが不透明な中、火力発電所に必要な燃料であるLNGを安定調達するのに貢献する。
東電は今後も、電力の安定供給に向けて、燃料の安定的、経済的な調達に注力するとしている。
《編集部@レスポンス》
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