ALSI、中国語サイトURLデータベースを標準サービスとして提供開始……中国の独自事情に対応
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対象製品はWebフィルタリングソフト「InterSafe WebFilter」、クラウド型Webフィルタリングサービス「InterSafe CATS」、家庭向けフィルタリングソフト「InterSafe Personal」。これまで有償で提供されていた、中国現地法人向け有償URLデータベースオプション「InterSafe China Option」を統合し、10月4日より標準サービスとして提供を開始する。
ALSIは、2004年より中国の企業や学校に対し、Webフィルタリングソフト「InterSafe WebFilter」の提供を開始し、中国国内での中国語URLデータベース構築も行ってきた。また、「InterSafe WebFilter」のオプション製品として、2008年より「InterSafe WebFilter China Option」を日本企業や中国現地法人(中国語を母国語とするユーザー)向けに発売を開始していた。
中国では、ポルノ関連サイトや政府の政策を批判するサイトなどへのアクセスはプロバイダ側で規制されている。また企業や学校の従業員が利用することが特に問題視されている、オンラインコミュニケーション(ブログやメッセンジャー)、オンライン株取引サイト、転職情報サイトなどにアクセスする傾向も強いなど、日本の利用状況と異なる部分が多かった。「InterSafe WebFilter」の標準機能では、日本人がアクセスしやすい中国語のアダルトサイトや違法サイト、不正コード配布サイト、ウイルス感染サイトなどのアクセス制限に対応していたが、企業や官公庁、教育機関などでも一般的な中国語サイトへのアクセスが増加しているため、今回の統合を行うとのこと。
《冨岡晶》
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