リコー、ライカMレンズ等を装着できるデジカメ「GXR」用交換ユニット
IT・デジタル
デジカメ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
リコー、ユニット交換式カメラ「GXR」のライカMレンズ対応ユニットを今秋発売予定
-
リコー、「GXR」と「GR DIGITAL III」の機能拡張ファームウェアをアップデート

「GXR」は、レンズが一体となったカメラユニットを本体に交換/装着して使用するユニット交換式のデジタルカメラ。ライカMレンズ等の対応ユニットの開発は2月に発表され、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催された「CP+(CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW)」(2月9日~12日)においてデザインモックが参考展示された。今回はその製品化となる。
現在、レンズと一体型のカメラユニットは、「GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO」「RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC」「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC」「GR LENS A12 28mm F2.5」の4製品が販売されている。今回の「GXR MOUNT A12」はこれらと異なり、レンズマウントとカメラが一体となったユニット。さらに、レンズを装着することで撮影が行なえる拡張ユニットで、ライカMレンズ等(別途用意)に対応する。
23.6×15.7mmのAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載。ライカMマウントのレンズに対応し、変換アダプタを併用すればその他のマウントのレンズでも利用できる。また、R/Bのそれぞれで-4~+4の「色シェーディング補正」が行なえ、周辺光量の補正は-3~+3の範囲で可能。レンズ周辺部に発生しやすい歪みを補正する「ディストーション補正機能」を搭載し、樽型/糸巻き型のそれぞれで強/中/弱を選択できる。
フォーカスアシスト機能を搭載し、マニュアルでのフォーカス精度を向上。新開発の「フォーカルプレーンシャッター」と「電子シャッター」の2種類のシャッター方式を搭載し、「フォーカルプレーンシャッター」では1/4000秒~180秒の設定、「電子シャッター」では1/8000秒~1秒の設定が可能となった。
そのほかの特長として、さまざまな撮影表現を可能とするシーンモードに「ソフトフォーカス」「クロスプロセス」「トイカメラ」「ミニチュアライズ」「ハイコントラスト白黒」の5種類を追加。加速度センサーを利用した電子水準器を搭載し、また、静止画のほか解像度1,280×720ピクセルのHD動画撮影機能も装備する。
カメラ部の有効画素数は1,230万画素、本体サイズは幅79.1×高さ60.9×奥行き40.5mm、重さは約170g。
《加藤》
特集
この記事の写真
/