ソニー、赤緑青のRGB液晶に「白」を加えた3型液晶……デジカメやスマホ向けに商品化
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同製品は、RGB(光の三原色である赤/緑/青)で構成されている液晶パネルにW(白)を加えた3型VGA低温ポリシリコンTFT液晶モジュール。白を加えた「RGBW方式」として、画面全体の明るさを向上させた。
白の追加は画質劣化を招く傾向があるとされているため、同製品では入力画像の解析と画質処理アルゴリズムで劣化を防止。明るさを向上させながらの123万ドット高画質が実現した。これにより、液晶の消費電力を約50%削減する「低消費電力モード」でも、使用可能な明るさをキープできるとしている。また、同モードのほか、輝度を向上させ屋外でも液晶を見やすくする「屋外モード」も搭載された。
開発の背景として同社は「デジタルカメラやスマートフォンの高性能化・高機能化に伴い、機器に搭載されているディスプレイの大画面化・高精細化が進み、ディスプレイの低消費電力化が求められている」ことを挙げた。また同製品は、スマートフォン向けディスプレイにも使用可能としている。
主なスペックは以下の通り。画面サイズは3型。液晶モードは透過型 Vistarich。表示ドット数は123万ドット(640×RGBW×480)。色再現性はNTSC比60%。コントラスト比は1000 : 1。視野角は上下/左右160度。低消費電力モードの消費電力は225mW(バックライト125mW)、屋外モードは400mW(バックライト300mW)。
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