海江田経産相、大臣会見延期してミヤネ屋に出演
ブロードバンド
その他
注目記事

海江田氏は原子力発電所の安全について、しばしば菅直人首相と対立。関係を悪化させたとされる。宮根誠司キャスターが菅直人首相の対応について「よく辛抱されましたね」と声をかけると、しばし絶句する様子も見せたが、「私から申し上げることはない」と言及をさけた。
また、2人の溝を決定的にしたと言われる原発のストレステストについて「この時期に原発を増やせばいいと考える政治家はいない。原発の依存度は下げていかなければならないが、定期点検で止まっているものは、事故で止まっているわけではないので動かしていかなければならない。ストレステストは再稼働させながらやることが可能だと考えた」と、述べた。
7月7日の国会で「然るべき時期に」閣僚を辞任することを明らかにした海江田氏。同月29日の衆議院経産委員会でも苦悩の表情を浮かべて「出処進退は自分で決めさせていただく。もうしばらくこらえてください。お願いします」と、泣き崩れている。このことについて「万感胸に迫るものがあった。泣いちゃいけない。答弁しながら泣いたわけではない」と、話した。
海江田氏は現在も経済産業大臣という閣僚の一人だ。大臣会見を延期して、テレビ番組への出演を優先したことについて、同省報道担当は「予定された閣議が長引いたことと、全国戦没者追悼式出席の時間が迫っていたため」と、説明した。
海江田氏は、15日18時15分から改めて閣議後会見を行う。
《中島みなみ@レスポンス》
特集
この記事の写真
/