マカフィー、Androidアプリ「SMS Spy」をスパイウェアに認定
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同社では、スパイウェアを広義・狭義の意味で分けており、広義では、「セキュリティやプライバシーに妥当な配慮を持ったユーザーが知らせて欲しいと考える、また場合によっては削除したいと考える種類のソフトウェア」だとしている。そのなかでも「不審なプログラム」(PUP)は、以前からPCでは問題になっており、最近ではスマートフォンでも同種のふるまいをするものが登場しているという。
「SMS Spy」をインストールすると、ユーザーから見えない形で、バックグラウンドサービスが実行される。そのうえで電話に“How are you???”というSMSを送信すると、GPSが有効になっている場合はGPSを使用するなどして、その電話の位置をSMSで送り返してくる。人によってはこのアプリを、彼氏や彼女の現在位置を追跡する目的で使用しているとのこと。マカフィーでは“How are you???”というトリガーメッセージを変更できないため、「SMS Spy」をPUPに認定したとしている。このアプリは、同社のセキュリティソフトでは、ウイルス定義ファイルのバージョン6427から「Potentially Unwanted Program AND/Spyware-SMSSpy」という名称で検出される。
《冨岡晶》
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