富士通、プライベートクラウドでの業務集約に最適な「Interstage Application Server V10」販売開始
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「Interstage Application Server V10」は、Java EE、J2EE、COBOL、Cと、異なる言語で開発された複数のアプリケーションを1つのアプリケーションサーバ上で同時に実行、互いに連携できるアプリケーションサーバ製品。これにより、企業内の複数世代の業務アプリケーションを、改修することなく集約できるため、プライベートクラウドでの業務集約に最適とのこと。また、標準仕様のアプリケーションはもちろん、他社の固有仕様でサポート終了済のアプリケーション資産も集約できる移行用テンプレートが提供される。
そのほか、「スマート・チューニング」により、業務集約時にJavaアプリケーションのレスポンス悪化の大きな要因となる「Full Garbage Collection」(メモリ解放処理)の影響を完全に排除する機能が新たに追加された。Java VMの過去のメモリ使用状況やGC状況のモニタリングに基づき、Full GCの予兆とレスポンス悪化などのトラブルの予兆を自律的に判断・検知する。予兆監視すると、そのプロセスへのリクエストを抑止しつつ、別のJava VMで実行させることでアプリケーションのレスポンスを保証する。
価格は、Interstage Application Server Standard-J Edition V10が55万円より、Interstage Application Server Enterprise Edition V10が280万円より。なお、本製品をベースとした「Interstage Application Server V1 powered by Windows Azure」 は、パブリッククラウド向け製品として提供されている。
《冨岡晶》
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