60歳以上が最も利用する情報端末は「テレビ」、信頼していないメディアでも1位…gooリサーチ調べ
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まず職業について尋ねたところ「無職」とする者がもっとも多く41.0%、次いで「専業主夫・専業主婦」が14.9%、「会社員・公務員・団体職員」が14.1%だった。なんらかの形で働いている者は合計で40.6%であり、さらに65歳以上に絞ると24.1%となっている。
ふだんよく利用している情報端末は「テレビ」がもっとも多く87.0%、次いで「固定電話」が73.3%、「通常の携帯電話・PHS」が70.2%となっており、従来からの情報端末は利用率が高い。一方、近年増えてきたデジタル情報端末である「デジタルフォトフレーム」は8.0%、「スマートフォン」は4.7%、「タブレット型端末」は2.4%となっており、利用率は1割未満であるものの、ある一定数以上の利用があることが判明した。
ふだん利用しているインターネットサービスについて尋ねたところ「オンラインショッピング」がもっとも多く69.3%、次いで、「検索エンジン」が66.3%、「オンラインバンキング」が45.7%となった。またソーシャル系サービスに関しては、「ブログ」が21.1%、「コミュニティサイト(mixi、Facebook等)」が10.4%、「ミニブログ(Twitter等)」が7.8%となった。
平日におけるメディアへの接触時間について尋ねたところ、「新聞」「ラジオ」「本・雑誌」「携帯電話」「タブレット端末」は1時間未満がもっとも多く、「テレビ」「パソコン」は2~3時間がもっとも多かった。また、「テレビ」「パソコン」は、5時間以上の長接触ユーザーも比較的多い結果となった。一方でもっとも信頼されているメディアは「新聞」が1位で85.2%(「とても信頼している」「ある程度信頼している」の合計)。次いで「ラジオ」が73.5%、「テレビ」が69.5%であった。一方、信頼していないメディアとしては、「テレビ」がもっとも多く9.4%(「まったく信頼していない」「あまり信頼していない」の合計)、次いで「本・雑誌」が9.1%、「インターネット」が8.7%となった。
《冨岡晶》
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