慶大電動バスを試乗……既存のバスとはまったく違う!
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
「ボディは軽量化を図るためにオールアルミ製としました。国内では調達できない素材もあったので、それらについてはヨーロッパから輸入しました。ちなみにボディパネル内には、エアコンによる電力消費を抑えるために、断熱材を入れてあります」
車内の雰囲気も既存のバスとはまるで違う。床は前から後ろまで低く、窓は低い位置から大きく広がっている。白い壁、ライトグリーンのシートや手すりのおかげもあって、とにかく明るい。
「クッションが薄いシートは、ヨーロッパの路線バスに使われているタイプを用いています。ただしこちらについては日本人の好みに配慮して、クッションを少し厚くしています、サイドウインドーはポリカーボネイト製ですが、これは軽量化と断熱性能を考えた結果です」
インホイールモーターやコンポーネントビルトイン式フレームなど、独創的なメカニズムに注目が集まりがちな慶大電動バスだが、パッケージングやマテリアル、デザインについても、文字どおり目を楽しませてくれる存在だった。
【慶大電動バス 試乗】デザイン・機能性にもこだわった
《森口将之@レスポンス》
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