NTTデータグループ、SAP ERP向けクラウドホスティング「INERPIA/イナーピア SAPホスティング」提供開始
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「SAPホスティング」は、すでにSAP ERPを利用中、または新規に導入検討をしている中堅、大企業向けに提供するSAP ERP専用のクラウドサービス。すでにSAP ERPを利用中の企業なら、運用コストを下げるとともに、昨今対応が求められている災害対策への課題をクリアできる。導入後においても、運用状況を見ながらサーバスペック等のサービスレベルを見直すことができる。仮想化技術をベースにバックアップサイト構築が容易なため、DRサイトを簡単に構築できる。海外のデータセンターは、日本との時差1時間の拠点(マレーシア)に配備されており、日本における日中時間帯では常時有人監視された状態でデータセンターは運営される。
NTTデータでは、これまでも特定顧客企業向けに個別展開を進めていたが、正式にラインアップに組み込むことで広く顧客企業へ認知するのが狙い。また本サービスは2011年1月に発足した『SAP Global One Team』の取り組みの一環であり、世界三極に位置するNTTデータグループの海外データセンターを利用してサービスを提供(itelligence AGがサービス運営)する。国内データセンターを利用したサービス(JSOLがサービス運営)も提供し、さらに国内については、別データセンター(NTTデータ・ウェーブがサービス運営)においてもサービスを開始する予定。
今後は、システムインテグレーション分野(アップグレードやマイグレーション等)、ソフトウエア分野(業界別テンプレート等)およびAMO分野(システム運用・維持・保守)でも、「INERPIA/イナーピア」ブランドの新サービスを拡充し、INERPIAブランドの市場への浸透を図るとのこと。
《冨岡晶》
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