「MTV VIDEO MUSIC AWARDS」ケイティ・ペリーが「最優秀ビデオ賞」など3冠
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同イベントは、グラミー賞と並ぶ栄誉を誇る音楽祭典。今年はMTVジャパンでも史上初となる生中継が実施され（日本時間8月29日10時から12時30分）、全世界の注目を集めた。
受賞結果はケイティ・ペリーが「最優秀ビデオ賞」、カニエ・ウェストとのコラボで「最優秀コラボレーション賞」、「最優秀特殊効果賞」など3冠を達成し、アデルが「最優秀編集賞」「最優秀撮影賞」「最優秀アートディレクション賞」の3賞を受賞した。レディー・ガガは「最優秀女性アーティストビデオ賞」、最もメッセージ性のあるミュージックビデオに贈られる「最優秀メッセージビデオ賞」に輝いた。また、ブリトニー・スピアーズには「最優秀ポップビデオ賞」と特別賞である「マイケル・ジャクソン・ビデオ・バンガード賞」が贈られたほか、彼女のこれまでの功績を称えるトリビュートが披露された。
そのほか、「最優秀男性アーティストビデオ賞」はジャスティン・ビーバー、「最優秀新人アーティスト賞」はタイラー・ザ・クリエイター、「最優秀ヒップホップビデオ賞」は ニッキー・ミナージュ、「最優秀ロックビデオ賞」はフー・ファイターズが受賞した。
今回の授賞式は、男性としての分身“ジョー・カルデローネ”に扮したレディー・ガガと、ロックバンド、クイーンのギタリストであるブライアン・メイとのスペシャルコラボレーションライブで幕を開けた。JAY-Z＆カニエ・ウェストのヒップホップシーンの雄2人によるサプライズパフォーマンス 「Otis」で会場はヒートアップし、イギリス出身の奇跡の歌声をもつアデル の「Someone Like You」のパフォーマンスも光った。また、「Love On Top」を披露したビヨンセは自身の妊娠を発表し、大きな話題を呼んだ。
7月23日に27歳の若さで他界したエイミー・ワインハウスのトリビュートは今回の授賞式で最も感動的な瞬間となった。3月に収録した「Body and Soul」の最後のレコーディング映像が会場に流れ、ブルーノ・マーズが彼女の楽曲「Valerie」を歌い上げた。
《織本幸介》
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