パナソニック電工、「業務用リチウムイオン蓄電システム」受注開始
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この製品は、学校、公共施設(庁舎や避難所など)、オフィス、店舗などに非常時用電源として活用でき、停電や災害時に電力会社からの電力供給が止まれば、蓄電システムから接続機器(照明や通信機器など)へ自動的に電力を供給する。平常時はタイマー設定により、系統電源からの供給を自動で止め、蓄電システムを電源として作動させ、電力需要ピーク時の系統電力量を抑制する「ピークシフト機能」を搭載している。充放電効率、エネルギー密度が高いリチウムイオン電池を、汎用性の高い18650サイズ(直径18mm×高さ65mm)の円筒形リチウムイオン電池を多数組み合わせて搭載した(蓄電容量3.2kWhタイプ:624本、1.6kWhタイプ:312本)。
機器内部にはACコンセント(2口)を設置し、携帯電話の充電やノートパソコンなど通信機器の電力として使うことも可能。たとえば、3.2kWhタイプの場合、直管形LED照明10台、携帯電話5台、ノートパソコン1台、電話やFAXを1台など合計約500Wの機器を同時に約4.5時間稼働させることができる。ピークシフト機能では、電力を多く使用する時間帯にタイマーを設定することで、約500Wの電力需要ピーク時の系統電力量を抑制し、3時間合計約1.5kWhの電力のピークシフトが可能。価格は蓄電容量3.2kWhタイプが税込1,680,000円、1.6kWhタイプが1,386,000円。
《冨岡晶》
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