ソニー、頭部装着型のHD有機ELパネル搭載3D対応ディスプレイ
IT・デジタル
その他
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
ソニー、7.1chサラウンド3Dヘッドホン……3Dメガネ対応イヤーパッド採用
-
パナソニック、デジタルHDプラズマ3Dテレビ「ビエラ」のVT3シリーズ65V型とGT3シリーズ55V型

同製品は、頭部に装着するヘッドマウントユニットと、据え置き型プロセッサーユニットのセット。ヘッドマウントユニットには、同社独自で新開発した0.7型「HD有機ELパネル」(1,280×720ピクセル)を搭載している。
同パネルでは、新開発の信号処理回路が導入されているほか、地上デジタル放送/Blu-rayディスクなどの8ビット映像を14ビット相当の階調表現で再現できる同社独自の技術「Super Bit Mapping for Video(SBMV)技術」が採用された。パネルは右目/左目用に2枚搭載されており、それぞれにHD映像を映すことで「デュアルパネル3D方式」で3D映像の視聴を可能にする。
また、光学レンズの搭載により装着時の視野角を水平45度とし、視聴時の仮想映像空間は約20m先に750型相当のワイドスクリーンが広がる状況としている。さらに、外的情報を遮断して視聴に集中できるよう、視野を覆うデザインを採用。付属品としてライトシールド(遮光板)も加えた。
サウンド面では、同社がヘッドホン用に開発したサラウンド信号処理技術「5.1chバーチャルサラウンド技術(Virtualphones Technology)」を採用。ヘッドホンタイプはオープンエアダイナミック型で、最大5.1ch相当のマルチチャンネルオーディオでの視聴も可能となる。また、「スタンダード」「シネマ」「ゲーム」「ミュージック」と4つのサラウンドモードを搭載した。
このほか、HDMI機器制御対応/自動電源オフ/装着センサー/パスワード設定などの機能を搭載。インターフェイスはHDMI入力/HMD出力/スルー出力。ヘッドマウントユニット(ヘッドバンド部含む)の本体サイズは幅約210×奥行き257×高さ126mm、重さ約420g。プロセッサーユニットの本体サイズは幅約180×奥行き168×高さ36mm、重さ約600g。
ソニーストアでも取り扱い、9月10日から銀座・ソニーショールーム、ソニーストア大阪、ソニーストア名古屋にて先行展示が実施される。
《》
特集
この記事の写真
/