スカウゲン氏は、同社のデーターセンター事業のビジョン「Cloud 2015」を説明。インテルでは2015年には2009年比でストレージ出荷容量は6.7倍、トラフィックは1000エクサバイト以上になると予想している。データセンターの推進を目指して「Open Data Center Alliance(ODCA)」を組織、業界の協業によるIT部門の支援に取り組んでいく姿勢を表明した。
このODCAは、クラウドに対するユーザーニーズを文書化し、利用モデルの策定、クラウド普及を妨げる問題の解決、アライアンスメンバー間の協力による投資促進といった活動を行う。さらに同社では、データセンターをはじめとするクラウド・インフラストラクチャーの構築や運用を容易にするための業界横断的な取り組みである「インテル クラウド・ビルダーズ」を紹介した。