富士通・NEC・日本IBM・日立・日本HP、2010年下半期IT製品売上額合計は「2兆8,081億円」
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日本IBM、NEC、富士通、日立製作所、日本HP、東芝(含む東芝ソリューション)、デル、マイクロソフト、日本ユニシス、SAP、NTTデータの主要ITベンダー11社について、IT製品を17種類に分類し、2008年上半期(1~6月)から2010年下半期の国内売上額を半期ごとにまとめたもの。
その結果、主要ITベンダー11社の2010年下半期売上額合計は「3兆7,937億円」。前年同期比成長率は1.4%となり、2010年上半期前年同期比成長率のマイナス0.7%からプラス成長に転じていることが判明した。
2010年下半期の売上額上位は、富士通、NEC、日本IBM、日立製作所、NTTデータ、日本HPの6社。このうち、NTTデータを除く総合ベンダー5社(富士通、NEC、日本IBM、日立製作所、日本HP)の2010年下半期IT製品売上額合計は「2兆8,081億円」、前年同期比0.8%とプラス成長となっている。各社別で見た2010年下半期の前年同期比成長率は、富士通1.2%、NECマイナス0.2%、日本IBM0.9%、日立製作所マイナス0.8%、日本HP4.9%だった。
一方デルやSAPといった専業ベンダーは依然マイナス幅が大きく(2010年下半期前年同期比成長率、デル:マイナス3.4%、SAP:マイナス5.1%)、回復には時間を要すると分析している。
《冨岡晶》
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