「拍手がなかなか止まらなくてウルウルきた」……ベネチア国際映画祭 新人俳優賞受賞の二人が会見
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
初めて今回の受賞を聞いた時の気持ちについて、染谷さんは「これは本当なのかと一瞬疑いました、今でもふわふわしているんですが、こうやって会見をやらせてもらって、徐々に実感がわいています」、二階堂さんは「受賞を染谷君から電話で聞いたんですけれど、正直実感がわかなくて、まだ、嘘なんじゃないかなとの気持ちでいっぱいです」と、それぞれの感想を語った。
ベネチア映画祭に参加した現地の印象についての二人は、「スタンディングオベーションを初体験したんですけれども、(劇中に)“がんばれ住田”という台詞があるんですが、イタリアの人から“がんばれ住田、がんばれ住田”と日本語で声をかけてもらったのがすごく印象的でした」(染谷)。「拍手がなかなか止まらなくて、海外の方に映画を見ていただいたことがすごくうれしかったし、今回うるうるきてたんですが、“がんばれ”って日本の方々に向けて言っているような気がして、伝わってくるものがありました」(二階堂)。
同映画は「行け!稲中卓球部」を代表作として持つ漫画家古谷実氏が、ギャグ路線を封印したコミック「ヒミズ」を原作としている。
「住田って役をやらせてもらうことになって、どうやって住田という役と対峙していいのか迷いました、けれど現場に入ったら迷いなく、ものすごい勢いで監督、スタッフの皆さんと一緒に突き進んでいきました」(染谷)。「古谷先生の作品がもともと好きでした。脚本も漫画とは別のニオイや力強さが伝わってきて、この役を“やりたい”という気持ちでいっぱいで……、オーディションでは緊張しすぎて泣いちゃったりとかして。どうやって茶沢の世界に入っていくのか、そこに対して不安があったんですけれど、現場に入るとすごい楽しかったです」(二階堂)と、出演が決まった時の気持ちや、役に関する気持ちをコメントした。
《RBB TODAY》
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