ダッソー・システムズがシムドライブと手を結んだ理由
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「従来のCATIAはCADソフトに過ぎませんでした。しかし2008年にリリースしたバージョン6では、生産技術や解析、さらには市場の声も反映することが可能であるなど、多くの要素をコラボレーションできる環境が強みになっています」
世界トップクラスのソフトウェア開発企業であるダッソー・システムズが、日本のEVベンチャー企業シムドライブと手を結んだ理由も、このコラボレーティブな設計環境が活用できると考えたためだったという。
「シムドライブは、多くの企業や自治体が設計に参加し、技術者や管理者とコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めていく、オープンソースの手法を採用しています。コラボレーションをアピールポイントとするバージョン6のメリットが生かせる開発形態なので、提携を決定したのです」
ちなみにダッソー・システムズは、イギリスのEVベンチャー企業リバーシンプルとの間にも、今回のシムドライブとの提携に近い関係を結んでいるという。ソフトウェア開発企業という立場から見ても、EVは目が離せない存在になりつつあるようだ。
《森口将之@レスポンス》
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