マカフィー、ネットワーク化が進む自動車用組込デバイスの脆弱性・リスクを分析
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自動車の電子部品については、制御を乗っ取ったり、個人情報を盗み出したりすることが可能であると指摘されている。一方で自動車メーカーは、ドライバーの利便性を高めるために、ネットワークに接続可能な機能やパッケージを次々と追加し、車とスマートフォンやタブレットなどのインターネット接続デバイスの統合を進めており、よりセキュリティリスクが高まっているのが実状だ。
このレポートは、エアバッグ、ラジオ、パワーシート、ABS(アンチロックブレーキングシステム)、ESC(電子安定制御)、オートクルーズコントロール、通信システム、車内通信など、今日の自動車に標準装備されている、組み込み電子デバイスのセキュリティについて、検証・分析を行ったものとなっている。実際に乗っ取られたシステムの事例を取り上げると共に、「携帯電話を使用した、車のロックの遠隔解除と始動」「遠隔操作による車の無効化」「ドライバーの位置情報、活動、日課の追跡」「Bluetoothシステムからの個人データの盗み出し」「ナビテーションシステムの中断」「緊急アシストの無効化」などを、サイバー犯罪者が実行した場合のリスクについて検証している。
レポートは12ページのPDFファイルとなっており、同社サイトからダウンロード可能。
《冨岡晶》
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