NEC、高可用性ソフト「CLUSTERPRO X」最新版を販売開始……障害の予兆を検知して切替
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
最新版となる「3.1」では、CPUやメモリなどシステムリソースの利用状況を分析・予測する「CLUSTERPRO X System Resource Agent」を搭載。これにより、障害の予兆を検知し、最適なサーバへ業務を自動的に切り替える「スマートフェイルオーバ」を実現した。従来の障害発生後のシステム切り替えではなく、障害予兆の検知に基づいた自動切り替えにより、障害時のシステム停止時間を従来製品の約1/4に短縮できるという。
さらに、Java仮想マシンのメモリや並列処理の実行(スレッド)状況を監視する「CLUSTERPRO X Java Resource Agent」を搭載。これにより、同社の「WebOTX Application Server」をはじめとするアプリケーションサーバと負荷分散サーバの連携が強化されており、システムリソース不足や負荷状況を事前に検知して、サーバの高速な切り替えと復旧作業を可能とした。またAndroid搭載クラウドコミュニケーター「LifeTouch」をはじめとするタブレット型端末や、「MEDIAS」などのスマートフォンを用いて、サーバの動作状況などを簡単に管理可能とした(Android 3.0/2.3/2.2に対応したタブレット型端末やスマートフォンが利用可能)。
なお今回Linuxシステムの構築ニーズ増加に対応するために、Linux OS「Red Hat Enterprise Linux 6.1」と「CLUSTERPRO X 3.1」のパッケージ製品も製品化したとのこと。
《冨岡晶》
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