ソニー、4Kデジタルシネマ上映システムを東急レクリエーション「109シネマズ」に提供
エンタープライズ
その他
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
ソニー、4Kデジタルシネマ上映システムがハリウッドメジャー6社の要求仕様に対応
-
日本ビクター、フルHDの3D映像やフルHD超えの高精細映像などが撮影可能な次世代LSIを開発

このサービスは、全国の東急レクリエーションが運営する109シネマズの全17サイト、全147スクリーンをデジタル化するものとなる。まず、東日本大震災のために営業休止していた「109シネマズ富谷」(宮城県、9月14日営業再開)より、ソニー製4Kデジタルシネマ上映システムを設置する。11月にはJR辻堂駅前大型商業施設「Terrace Mall湘南」内に新規オープンする「109シネマズ湘南」(神奈川県藤沢市)にも設置。その後、全国へ展開し、全システムの設置完了時期は2013年6月となる予定。
109シネマズ湘南については、映画館を“場”として活性化させ、メディアとしての付加価値向上につなげる新たなビジネスを作る取り組みを協同展開する。具体的には、大型LEDディスプレイ、デジタルサイネージシステム(ARを含む)、FeliCaタッチクーポンシステム等、複数枚のパネルをロビーを中心とする劇場内に設置して最先端のメディア環境を整備し、これらディスプレイとシアター内のシネアドを連動させた新しいシアターメディアビジネスの検討・開発を協同で行う。さらに、ソニーは東急レクリエーションに、ソニー独自のデュアルレンズ方式の3Dシステムも導入する。
ソニーの「デジタルシネマ・ソリューションサービス」は、2011年8月末時点で、10の映画興行会社と契約しており、82サイト、682スクリーンを対象に利用されている。今回のサービスには、フルHDの4倍を超える885万画素の超高精細“4K”映像を投影できるデジタルシネマプロジェクターとメディアブロック(上映用サーバー)から構成される「4Kデジタルシネマ上映システム」が含まれている。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/