パリのEVシェアリング「オートリブ」が新サイトをオープン
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新しいサイトでは、利用方法、料金体系、ステーションの場所など、従来のサイトよりも具体的な情報が掲載されている。サービスに使用されるEV「ボロレ・ブルーカー」の紹介やリクルート情報も用意されている。
オートリブを利用するには、まずインフォメーションセンターで登録を行う。登録には運転免許証、クレジットカード、IDカードまたはパスポートが必要となる。ここで専用カードが発行されるので、あとはステーションへ行き、カードを端末にかざせばEVが借りられる。コミュニティサイクルの「ヴェリブ」に似た方式だ。
料金体系は、1日コース、1週間コース、1年コース個人/家族の合わせて4コースが用意される。この他、EVや電動バイクを所有している人が、ステーション内の空いている充電施設を使うこともできる。こちらは1年コースのみとなっている。
実施地域はパリと周辺の45市町村で、サイトでは各都市ごとのステーションの所在地も確認できる。このうちパリでは508か所と、メトロ(地下鉄)の駅の約1.7倍もの数のステーションが用意されることになっている。
サイトでは今後のスケジュールも紹介されている。それによれば、まず10月に66台のEVと33か所のステーションで試験運用を始め、12月に250台・250か所で本格的なサービスをスタート。来年6月には1470台・1100か所に拡充するという。
《森口将之@レスポンス》
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