KDDI au秋冬モデル発表……田中社長「多数のユーザーがスマートフォンにシフト」
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発表された秋冬モデルは、既存のケータイの新機種が3モデルにとどまる一方、スマートフォンの「IS series」では6機種を用意、そのうち4機種はWiMAXを搭載しテザリングも可能な高速通信モデルとなっている。
従来ケータイの新モデルが3機種となったことに関してKDDIの田中孝司社長は、既存ケータイの数年後の割合については2~3割程度になるとの見通しを示し、「本当に多数のユーザーが、スマートフォンに完全にシフトしていて、スマートフォンのラインナップ中でバラエティを求めている、と認識している」、「インターネットを使いだすと後には戻れない、スマートフォンにおける、きめ細やかな機能を提供できるかが課題となる」との考えを示した。
また、月額980円でau携帯電話同士の国内通話が無料になる「プランZシンプル」について、田中社長は、業績的、設備的な影響について「既存通話サービスの浸透がある程度進んでいるので、業績面でのインパクトもそれほど大きくはないとのことで今回のタイミングで導入した」、「通話時間・回数の増加に対しても、まだまだ設備的に十分余裕はある」との考えを述べた。
そのほか、秋冬モデルの発表とあわせ新サービスとして、写真自動アップロードサービス「au one Photo Air powered by Eye-Fi」、スマートフォンの紛失時にリモートロックと位置検索が可能となる「安心セキュリティパック」、アドレス帳を軸としてあらゆるコミュニケーションが利用可能なサービス「au one Friends Note」などを導入している。
新製品発表会のまとめとして、田中社長は「お客様が欲しい未来“こんな世界が来たらいいよね”という個人個人の思いは違うと思っています。今は、我々提供側の論理を押し付けるのではなく、お客様が自らお選びになる、そんな時代にきているのかなと感じています」
「そんな時、我々ベンダーは“その期待に本当にお応えできるのかどうか”の一点になるかと思います。“欲しい未来を選べる自由”そういった思いで“未来は選べる”とのコピーでこの秋冬商戦を頑張っていきたい」と、この秋冬商戦にかける思いを語った。
《RBB TODAY》
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