日立CM、分電盤に接続する蓄電システム「エネタス」発売
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
「エネタス」は“エネルギーを足す(タス)”という意味の名称。蓄電システム「エネタス」(ESK-I03B08-A)は、分電盤に直接接続し、平常時にはピーク時の電力使用量を抑制し、停電時には非常用電源として、自動で電気を供給できる製品。電池は安定性のある鉛蓄電池(日立グループ会社の新神戸電機製の長寿命LL形鉛蓄電池)を採用。分電盤に接続するので、家中の電気を長時間まとめて供給できるのが特徴となっている。太陽光発電システムを自立運転へ切替えることで、発電した電気を蓄電池に充電できる。
蓄電池の総容量は7.8kwhで、冷蔵庫・照明・テレビなど、家のなかで必要な電気製品を長時間使用することが可能。たとえば蓄電池に5kwhの電気があるときに停電した場合、エアコン(200W)、照明(100W)、冷蔵庫(200W)の合計500Wで約10時間使用できる見込みだ。
メーカー希望小売価格は税込210万円。「エネタス」は10月4日~8日に幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2011」に出展される。
《冨岡晶》
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